研究課題/領域番号 |
61570659
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
山川 達郎 帝京大学, 医学部, 教授 (10082116)
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研究分担者 |
大滝 修司 帝京大学, 医学部, 助手 (70185289)
金子 等 帝京大学, 医学部, 講師 (90169574)
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キーワード | 胆管癌 / 悪性胆管狭窄 / エンドプロテーゼ / 温熱療法 |
研究概要 |
1)内外瘻用エンドプロテーゼ・チューブの完成 つばを薄く小さくし、かつチューブとつばの装着面を大きくするためにつばにフリンジを装着し耐久性の改善を計った。事実14Fr.以上のチューブでは従来よくみられた折損などは殆んどみられなくなった。 2)温熱療法 温熱療法は、先端にセンサーとヒータープローブを装着したものを作製し一昨年来臨床に応用してきたが、本年はさらに先端部の最高温度を60℃に維持できるようにジェネレーターを改良した。 さらに腫瘍表面との接着性をよりよくするために、バルーンの形状についても改良を加えた。現在臨床例、5例に本法を試みてきたが、ともに末期癌であるため著効例はないが、1例の膵癌例では胆管壁浸潤巣の消退と狭窄部の開大が得られた。また全例に癌病巣からの出血が少なくなる傾向がうかがえた。 3)放射線療法 病院の増改築工事のため内腔照射は施行不能であったが、体外照射を行った数例に胆管狭窄の開大と小康状態を得た。またその内視鏡的効果判定にエンドプロテーゼ・チューブによる瘻孔の維持が極めて有効であった。
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