• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1988 年度 実績報告書

近代科学成立期における諸自然像の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 62301088
研究機関千葉大学

研究代表者

阪本 賢三  千葉大学, 文学部, 教授 (70031482)

研究分担者 横山 雅彦  神戸大学, 教養部, 教授 (70031367)
左近司 祥子  学習院大学, 文学部, 教授 (70080372)
佐藤 三夫  千葉大学, 教養部, 教授 (30094973)
伊東 俊太郎  東京大学, 教養学部, 教授 (80012277)
前田 達郎  新潟大学, 教養部, 教授 (90018557)
キーワード科学史 / 思想史 / ルネサンス / 科学革命 / ヒューマニズム / 宇宙論
研究概要

1.本年度においては、次のテーマについて報告と討論が行われた。
(1)ガリレオの源泉にいて
(2)ヒューマニズムと科学
(3)フィチーノとヴィーコにおける自然認識と制作
(4)最近のコペルニクス研究とシンメトリアの概念
(5)近代科学成立期におけるヘルメス思想の役割
それぞれ1次資料による実証的な研究報告が行われ、資料にもとづいた討議が展開されて、これまでの研究を越える多くの新知見が得られた。さらに討論の過程において、近代科学成立期におけるピュタゴラス=プラトン主義の役割の大きさが再認識され、またアルキメデス主義の果たした機能も明らかになった。
2.昨年度購入資料(ヒューマニズム及びルネサンス叢書"Travaux L'Humanisme et Renaissance,"Dro2)の目録を電算機に入力した。これは原典ではなく、古典とされている研究書の叢書216冊である
3.研究分担者がそれぞれの分野についての文献目録を作成した。
これは「研究成果報告書)に掲載してある。
4.設備・備品として次のものを購入した。
(1)メルセンヌの書簡集(Correspondance du P.Marin Mersenne)
(2)中世及びルネサンス研究誌(The Journal of Medieval and Renaissance Studies)のバツクナンバー(1〜13巻)
5.研究担当者が各々研究成果報告書のための研究概要を執筆したほか紀要その他で論文を発表した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 榎本恵美子: 愛知(神戸大学 哲学懇話会). 3号. (1987)

  • [文献書誌] 佐藤三夫: 西洋史学. 152号. (1989)

  • [文献書誌] 高橋憲一: 歴史学・地理学年報(九州大学教養部). 12. 1-40 (1988)

  • [文献書誌] 持田辰郎: 名古屋学院大学編集《人文・自然科学編》. 24-2. 51-65 (1988)

  • [文献書誌] 持田辰郎: 名古屋学院大学論集《人文・自然科学編》. 25-1. 51-72 (1988)

  • [文献書誌] 持田辰郎: 名古屋学院大学論集《人文・自然科学編》. 25-2. 1-22 (1989)

  • [文献書誌] 吉仲正和: "力学はいかにして創られたか" 玉川大学出版部, 1-195 (1988)

URL: 

公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi