• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1987 年度 実績報告書

高速液体クロマトグラフデータの電子書籍作成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62303007
研究機関京都大学

研究代表者

波多野 博行  京都大学, 理学部, 教授 (00025222)

研究分担者 牧野 圭祐  京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (50159141)
山本 文子  京都大学, 理学部, 教務職員 (20089139)
寺部 茂  京都大学, 工学部, 助教授 (50115888)
中川 照真  京都大学, 薬学部, 助教授 (70025708)
六鹿 宗治  京都大学, 理学部, 助手 (80025379)
キーワードHPLC / データ集積 / 電子書籍
研究概要

HPLCデータの集積とLCデータベースの作成;電子書籍化に当っては一般利用者用のデータベースを目標とし, データベースの項目を決定した. データベースは, 広い分野の人たちが分析例を求めて検索するとき, あるいは分離の改善に利用する時に利用する時に使われる. そのためには集積されたデータが広い分野に亘っていること, 収録数が多いこと, 検索の迅速性等が要型される. また検索法が簡便であり, 廉価なものが望ましい. さらに, クロマトの基礎的なパラメーターが収録されており, 目分の仕事に利用し得る応用プログラミングが可能であり, 更に, "人工知能"としての応用も可能であることも望ましく, これらの点を考慮してデータベースを作成することとした. 集積対象の範囲についてはクロマトグラムに重点をおいてデータを集めたが, 理論, 分離挙動に関するデータも, 分離の改善をはかるとき非常に有用であるので集積対象とした. 項目を決定するには, データ集積の範囲をも考えておかなくてはならない. 同じ化合物の分離に関し, HPLCでの情報に加えて他のクロマトグラフィー(GC,SFC,界面動電クロマトグラフィー)での情報をも検討できれば有益である. クロマトグラフィーのデータベースの作成の問題点は容量と掲載許可にある. クロマトグラムを写真でいれると, 1フロッピーディスクに約20ヶ入り, CDを用いると, フロッピーディスク600枚分が収容可能である. 写真, 図には"肖像権"があり, 図を改変する場合も許可を得ねばならない. 構築に用いるoperation Systemとしては, MSーDOSに基づくのが便利である. 言語の変換は相互に可能であるので, 特に規定しなくてもよいが, basicが便利であるように思われる.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Kiyokatsu Jinno;Miki Kuwajima: LC.GC,. 5(12). 1038-1042 (1987)

  • [文献書誌] Totaro Imasaka;Noriyuki Yamada;Nobuhiko Ishibashi: Analytical Chemistry. 59(3). 419-422 (1987)

  • [文献書誌] Tadao Hoshino: J.Chromatography. 332. 139-146 (1985)

  • [文献書誌] Takao Tsuda: J.High Resolution Chromatography & Chromatography Communications. 10. 622-624 (1987)

  • [文献書誌] Ken'ichi Hagiwara;Hiroshi Nakamura;Terumi Nakajima: Chem.Pharm.Bull.35. 3750-3756 (1987)

  • [文献書誌] Kazuaki Akasaka;Tateo Suzuki;Hiroshi Ohrui;Hiroshi Meguro: Analytical Letters. 20(10). 1581-1594 (1987)

URL: 

公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi