研究課題/領域番号 |
62303007
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
波多野 博行 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (00025222)
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研究分担者 |
山本 文子 京都大学, 理学部, 教務職員 (20089139)
六鹿 宋治 京都大学, 理学部, 助手 (80025379)
根岸 秀幸 神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (60121026)
倉田 茂昭 神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (20104333)
藤原 努 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教授 (50084778)
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キーワード | 高速液体クロマトグラフ / クロマトグラフデ-タ / 電子書籍 / デ-タ集積 / ガスクロマトグラフ / 超臨界圧流体クロマトグラフ / 界面電動クロマトグラフ / フロッピ-デティスク |
研究概要 |
高速液体クロマトグラフィ-のデ-タ-を国内外のクロマトグラフィ-専門雑誌ならびに関連応用分野の雑誌より集積し、フロッピ-ディスクに集積して、あまねく利用者に提供した。この電子書籍化に当っては研究代表者および研究分担者による研究打合せ会を開催し、集積の対象とする雑誌を選定し、クロマトグラフの装置の機種、分離様式、カラム充填剤の種類、カラムのサイズ、移動相溶媒の種類と組成、分離条件、検出器の種類、定性および定量の条件などのデ-タ項目を決定した。 分離の対象とした化合物は単体、無機化合物、有機化合物のほかに、高分子化合物、特に生態高分子化合物に重点を置き、バイオテクノロジ-や遺伝子操作、医療の分野にも有用となるように努めた。このようにして集めたデ-タはフロッピ-化し、市販できるようにした。 クロマトグラフィ-の基礎的なパラメ-タ-は個人的な仕事に応用できるだけでなく、応用プログラミングが可能で、人工知能として用いることを目標にして集積した。また、高速液体クロマトグラフィ-の関連分野、例えばガスクロマトグラフィ-はもちろん超臨界圧流体クロマトグラフィ-、界面電動クロマトグラフィ-のデ-タも検索できるように配慮した。 クロマトグラフィ-のデ-タベ-スの作成上の問題点はフロッピ-の容量と刊行されたデ-タの掲載許可を得ることにあった。クロマトグラフィ-を写真でインプットすると1フロッピ-ディスク当り約20個入り、さらに光コンパクトディスクを用いると1コンパクトディスク当り約60個が収容可能である。写真や図には肖像権があり、図を書き直す場合にも許可が必要である。デ-タ構築にもちいる操作システムとしてはMS-DOSに基づくのが便利であり、言語の変換は相互に可能であるから、特に規定しなくてもよいが、ベ-シックが便利であった。
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