研究課題/領域番号 |
62304063
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
田中 昭男 愛媛大学, 教育学部, 教授 (00116948)
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研究分担者 |
山田 卓三 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (00144618)
越田 豊 大阪大学, 教養部, 教授 (10029647)
高橋 景一 東京大学, 理学部, 教授 (40011481)
田中 隆莊 広島大学, 理学部, 教授 (00033796)
今堀 宏三 鳴門教育大学, 学長 (80029602)
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キーワード | 生物教育 / バイオサイエンス / 教材生物 / 生物教材情報 / 教材情報流通システム |
研究概要 |
1.全国47都道府県下の普通科高等学校320校を対象にアンケート調査を行い、生物教育における実験・観察を中心にその実態を調査した。この実験・観察の実態調査は、最新の基礎資料としえ必要であり、一度変更した前年度の研究計画を復活実施したものである。アンケート調査に対して230校から回答があり(回収率72%)実験・観察の実施状況や教材生物の種類等を具体的に把握することができた。また、実験・観察の実施度、目的と性格、実施方法等について分析し、いくつかの問題点を指摘した。 2.前年度に引き続いて、バイオサイエンス時代に対応する生物教材の開発的研究を行い、その成果を取りまとめた。また、一部の研究成果については、生物教育・科学教育関係の学会誌等に発表した。 3.生物教材に関する各種の情報を収集し、これを「教材情報記入用紙」に記入・整理した。このカードには教材項目(番号で示す)、論文、題目、文献名、著者名、概要、キーワード、教材生物、季節、地域、所要時間、評価等がある。 4.研究代表者は、各研究分担者及び研究協力者から送られてきた教材情報を、パーソナルコンピューターのハードディスクに入力し、生物教材のデータベースを作成した。 5.2年間の研究成果をまとめ、「研究成果報告書」を作成した。その内容は以下の通りである。(1)研究発表(本研究に関連する論文、著書、口頭発表)、(2)研究成果I生物教育における実験・観察の実態とその分析、II教材現代化の基本構想、新教材の開発的研究、III教材の収集・整理
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