研究概要 |
本年度研究実施計画の(1)〜(5)に力点を置いてゆらぎの色とパターンの相関について研究を行い, 以下の学会報告および講演を行った. 62年秋 日本物理学会(仙台) ・異方的二次元正方格子上のイジングスピン系のミクロタターンと磁化のゆらぎ 小澤, 鎌田, 小林, 長谷田 ・強磁性体における不純物による空間的相関の歪みにみられるパターンの特徴 奥田, 鎌田, 小林, 小澤, 長谷田 63年1月29日 理研シンポジウム ・「大規模科学技術計算-過去, 現在, 未来」において「相転移現象の近似解と厳密解と計算機実験と」(招待講演) 長谷田 63年 日本物理会(郡山) ・ゆらぎのスペキトルの色とスピン相関 長谷田, 小澤, 鎌田, 小林 また, 63年度より桐蔭学園横浜大学において開始するゆらぎについての実験研究-金属試料中の抵抗ノイズ, 磁性体中の温度バルクハウゼンノイズの測定-の準備を整えた. 以上の研究成果は63年8月京都大学基研で行われる第2回国際セミナーYKIS-88で発表する予定である.
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