研究課題/領域番号 |
62890010
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
宮本 繁雄 国立教育研究所, 企画調整部, 部長 (50150024)
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研究分担者 |
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 研究員 (40200951)
藤田 正春 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (10165392)
及川 昭文 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (30091888)
浅木森 利昭 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (60150025)
相良 憲昭 国立教育研究所, 企画調整部, 室長 (90170620)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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キーワード | 日本語教育 / デ-タベ-ス / パ-ソナル・コンピュ-タ / CAI |
研究概要 |
本研究は、外国人のために行われる日本語教育で用いられている辞書、教材、試験問題等の各種資料をデ-タベ-ス化し、それらのデ-タベ-スを利用するためのソフトウェア開発を行い、パ-ソナル・コンピュ-タを用いた日本語教育を支援するためのシステムを構築することを目的としており、具体的には以下の成果を得た。 1.デ-タベ-スの構築 (1)辞書デ-タベ-ス・・・・単語、漢字、漢字筆順、用例 (2)テキストデ-タベ-ス・・教科書、小説、論文、台本 2.デ-タベ-ス管理ソフトウェアの開発 1.のデ-タベ-スを管理するとともに、ユ-ザが項目を追加したり、テキストデ-タを追加したり、また、追加したデ-タや項目を削除するが可能な仕組みとした。 3.デ-タベ-ス利用ソフトウェアの開発 (1)単語検索プログラム・・・単語辞書の検索を行う (2)漢字検索プログラム・・・漢字辞書の検索を行う、さらに漢字筆順を筆順通りに表示させることが可能 (3)用例検索プログラム・・・文型の等しい用例を検索する類似検索と、使用されている単語や漢字など指定してそれらが用いられている用例を検索する属性検索の2通りの検索が可能 4.学習プログラムの開発 ここでの学習プログラムは、一般のCAI(Computer Assisted Instruction)とは異なり、自主的な学習を支援することをめざしている。 (1)漢字学習・・・・任意の漢字の筆順を学習する。 (2)映画学習・・・・パソコンに映画の台詞が表示され、それと連動させてレ-ザディスクプレ-ヤ-で映画を鑑賞できる。任意のシ-ンへのジャンプ、おなじ台詞のリプレイなど自在に行うことができる。 (3)リ-ディング学習・・テキストデ-タベ-スから任意のテキストを選んで各自のペ-スで学習する。
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