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1988 年度 実績報告書

障害児用の職業適性評価尺度構成に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63301044
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

山下 皓三  国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由教育研究部, 研究部長 (30166673)

研究分担者 中村 均  国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 主任研究官 (00106155)
小鴨 英夫  淑徳大学, 社会福祉学部, 教授 (70137842)
伊藤 隆二  横浜市立大学, 文理学部, 教授 (30030563)
中村 隆一  東北大学, 医学部, 教授 (30073068)
詫間 晋平  国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 研究部長 (20012552)
キーワード職業適性 / 評価尺度 / 障害青少年 / 要因分析 / 移行教育
研究概要

研究計画の初年度であるので各研究分担者の研究テーマのより密接な連携と共通して必要となる文献の収集と分析から作業を開始した。そこでは、近時、「OECD」等で提唱されている「移行教育」に関連した障害青少年の職業適性の解析も含めて研究した。その結果、適性評価尺度の構成に必須な要因としては次の如き項目が考慮される。
即ち、作業態度・習慣の形成にかかわるものとして「自主性、責任感、協調性、安全性、確実性、計画性、緻密性、敏捷性、創造性、持続力、集中力、注意力、判断力、洞察力、成功感、礼儀、清潔さ、整理、整頓」、さらに作業に必要な知識・技能の獲得にかかわるものとして「身辺の整理、約束を守る、時間の理解と活用、数の処理、指示理解、道具の名称と使い方、機械の名称と使い方、用語の理解」等である。
同時に背景要因として、明るい性格の育成、仲間や上司とのかよい人間関係の形成と維持、より独立した通勤・通学の可能性、より高い応用的な理解と判断力への挑戦などの要因も重要であることが判明した。
さらに適切な尺度構成に必要な因子分析及び標準化の手続きについて検討し、次年度の研究計画を策定した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 詫間晋平: 国立特殊教育総合研究所 特別研究報告書. C-17. 1-82 (1989)

  • [文献書誌] 山下皓三: "障害児用の職業適性評価尺度構成に関する実証的研究(資料)" 国立特殊教育研究所, 1-70 (1989)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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