2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Resonance Biology for Innovative Bioimaging |
Project/Area Number |
15H05947
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
宮脇 敦史 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (80251445)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今村 健志 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (70264421)
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Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | バイオイメージング / 細胞周期 / 顕微鏡技術 / 画像処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
領域のホームページ:領域のホームページを開設した。領域外の人にもアピールできるウェブサイトにするため、引き続き改良を進めている。また、国際的なアウトリーチを考慮し、英文化も進めている。 実験設備の整備:本課題の特徴の一つは「画像処理技術の普及」である。「プログラムコンテスト」、「正解つきのデータベース構築」、「領域抽出ソフトウエアのソムリエ」の3つを試行する。そのために必要なサーバーなどの設置、クラウドシステムの環境整備を行った。さらに「生体深部イメージング」「ズーミングインアウト」に必要な顕微鏡のアップグレードと解析ソフトの更新を行った。これらはイメージング実技講習会においても活用する。 班会議:領域内の情報交換の場を設けるため、平成27年8月(@東京)と平成28年3月(@熱海)に班会議を行った。今後の班会議や講習会、学会との共催、アウトリーチ活動の計画を立てるとともに、さらなる環境整備等について議論した。また、各班の進捗状況や新しい技術の情報交換を行い、領域内の共同研究を促進する機会になった。 公開シンポジウム:平成28年3月にシンポジウム(@熱海)を行い、領域内(46名)、領域外(51名)の多くの方に参加いただいた。意見交換が活発に行われ、各班員の今後の研究に資する意見を得ることができた。 技術講習会:班員主催の技術講習会を京都大学、愛媛大学等で開催した。班員が東京大学に出向き、出張講習会も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
サーバーや実験設備などの研究環境が整い、領域内における共同研究や意見交換が活発である。班員それぞれが強い責任感を持ち積極的に総括のイベントに参加している。公開シンポジウムや技術講習会などアウトリーチ活動も積極的に行った。 おおむね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
公募班が決定し、7月に班会議を行う。新たな連携構築に努める。 プロジェクトに関連する学会と積極的に共催を行っていく。平成28年度は日本医用画像工学会(7月)、生物物理学会(11月)でシンポジウムを共催で開催する。また、精密工学会アルゴリズムコンテストを共催で開催する。技術講習会も複数回開催を予定している。
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Research Products
(7 results)