2019 Fiscal Year Annual Research Report
Chromosome Orchestration System
Project Area | Chromosome Orchestration System |
Project/Area Number |
15H05970
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
白髭 克彦 東京大学, 定量生命科学研究所, 教授 (90273854)
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Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | ゲノム構造 / 染色体機能 / 生命情報 / 数理解析 / データベース / モデル化 |
Outline of Annual Research Achievements |
班全体の活動としては、国際班会議を12/9-12/11の日程でスイスバーゼルにて開催し、領域内での情報交換と研究の評価と活性化の機会とした。また、8/4-8/9まで香港にてGordon Research Conference「The Eukaryotic Genome in 4 Dimensions: Integrative Approaches to Bridging Genotype and Phenotype」を共催、9/10-13はEMBO Workshop「Organization of bacterial and eukaryotic genomes by SMC complexes」をオーガナイザーを兼ねて共催した。10/17にはサイエンスカフェ、11/30、12/5、12/26にサイエンススクールを東京と山形にて主催し、基礎研究および研究倫理等の科学を取り巻く問題の情報発信を行うと共に、遺伝子とは何か、複製とはなにか、モデル生物とは何かについて中高生、子供向けの演習と講義を行った。 領域内連携も活発であり、白髭ー今井によるウィルス感染時のゲノム高次構造変化や、平野ー岡田によるin vitroにおける染色体再構成、深川ー伊藤によるキネトコア高次構造の解析、その他、伊藤を中心として開発された染色体プラットフォームデータベースを活用したゲノム高次構造についての共同研究や数理モデル構築が進展した(今井、石井、深川、広田、新海)。西山の一分子観察系や平野の染色体再構成系を用いた多くの共同研究が現在も進行中であり、論文として発表されつつある。 領域の大きな目標であるモデル染色体の構築と染色体OS情報プラットフォームについては、前者については平野の染色体再構成系が組換型タンパクにて置き換えられ、変異蛋白の評価が可能になるなど、さらに洗練されたものになりつつあり、白髭、岡田、らとの共同研究が進められている。後者については東大・中井グループが開発したOpen Looperデータベースとの連携強化を図ってきたが、最終的に東大・医科研・中井グループに機能を集約化し、機能面を充実した上で公開する予定である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)
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[Journal Article] Real-time tracking reveals catalytic roles for the two DNA binding sites of Rad512020
Author(s)
Ito K, Murayama Y, Kurokawa Y, Kanamaru S, Kokabu Y, Maki T, Argunhan B, Tsubouchi H, Ikeguchi M, Takahashi M, Iwasaki H*
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Journal Title
Nat Commun
Volume: -
Pages: -
DOI
Peer Reviewed
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