2012 Fiscal Year Annual Research Report
Stimuli-responsive Chemical Species for the Creation of Functional Molecules
Project Area | Stimuli-responsive Chemical Species for the Creation of Functional Molecules |
Project/Area Number |
24109001
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
山本 陽介 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50158317)
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Project Period (FY) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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Keywords | 典型元素 / 不安定化学種 / 機能 / 触媒 / 構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画通り、総括班メンバーとして、領域代表者を含む計画研究者6名による実施グループと、国内4名と国外4名の学識経験者からなる評価グループを設置した。実施グループは、領域および各研究項目の実施計画の立案、運営について協議し、平成24年9月29日に、公募班への積極的な参加の呼びかけもかねて、第1回公開シンポジウムを京都で開催した。結果的に250件弱という非常に多数の応募があり、この領域への高い期待が示された。 また、当初の計画通り、平成25年3月26日~27日に、4名の外国人評価班の先生をお招きし、日本人評価班の先生も交えて、第1回国際シンポジウムを広島で開催した。その結果、この領域の目的および現状に対する理解を深めていただいたと同時に、非常に高い評価と今後の期待を示していただいた。 本領域研究の内容と成果を国内外の研究者や一般社会に広く発信するため、実施グループの1名を責任者とする広報担当を置いたが、英文と和文のインターネット・ホームページを立ち上げ、ニュースレターも発行した。本領域の研究成果を国内外に発信している。 領域内共同研究を支援するための共同研究旅費についても計画を前倒しして提供した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
総括班経費として、国内向けに第一回公開シンポジウムを開催した上、予定通り、第一回国際シンポジウムを開催した。国際シンポジウムでは、外国人評価班の先生4名を交えて討論を行った。外国人評価班の先生方にもこの領域の主旨と現状を改めて理解していただけた。日本人の評価班の先生方も含めて、非常に順調な滑り出しであるとの講評をいただいた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度は、公募班の先生方をお迎えし、本格的に共同研究の活性化を行う。具体的な方策については、平成25年度の交付申請書に記述したが、通常の公開シンポジウムだけでなく、共同研究の活性化、若手人材のグローバルな視点からの育成など、新学術領域の活性化・今後の日本の人材育成のために、多方面に配慮した方策を実施していく。
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