1994 Fiscal Year Annual Research Report
中学校における進路指導の改善・充実に関する実証的研究-生涯学習の基礎を培う視点に立って-
Project/Area Number |
06306015
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
|
Research Institution | 日本進路指導協会 |
Principal Investigator |
水戸谷 貞夫 (財)日本進路指導協会, 企画研究部長, 理事 (20260341)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 石根 明星大学, 日本文化学部, 教授 (10224809)
中西 信男 明治学院大学, 文学部, 教授
仙崎 武 文教大学教育学部, 教授
荒井 昭雄 神田外語大学, 教授
森 茂 拓殖大学講師, 第一高等学校, 校長 (30260342)
|
Research Abstract |
・研究計画の検討及び、研究協力委員の委嘱 第1回検討委員会を開催し、研究の全体計画の確認をし、研究機関である日本進路指導協会の研究協力委員の実質的な協力を得ることにした。 本研究の性格にかんがみ、指導・助言者には、文部省進路指導専門官、進路指導担当教科調査官、指導係長を依頼し、毎回出席していただくこととした。なお、協力委員は、中学校関係5名、高等学校関係5名、大学関係5名、研究機関関係2名である。 その際、全国中学校進路指導連絡協議会・全国高等学校進路指導協議会の事務局長を入れることとし、研究事務等を担当するために、日本進路指導協会の調査部長、総務部長も委員に委嘱している。 ・研究内容の確認及び、研究分担の決定 研究内容としては、(1)学級活動・ホームルーム活動における進路学習の診断票を作成すること ……A検査、(2)進路意識成熟尺度によるアンケートの開発を行うこと ……B検査、とする。A検査 ……中学生用・高校生用、B検査 ……中・高共用、を予備検査として実施し、集計、因子分析を行い、本検査を作成することとした。(予備検査は、中学校4校、高等学校4校で実施した。) 予備検査結果に基づいて、本検査(予備検査のAとBをまとめて、中学生用「進路アンケート」、高校生用「進路アンケート」とした。)を中学校22校、高等学校10校(中学生約7,500名、高校生3,500名)に実施した。(ただし、集計結果の分析等は平成7年度にまたがるものと考えている。) なお、研究分担者による学校の訪問調査(16校)も実施、研究の推進に役立てるようにした。
|