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1997 Fiscal Year Annual Research Report

三次元細胞培養法を用いたハイブリッド型人工骨の開発

Research Project

Project/Area Number 08557114
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

朝比奈 泉  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (30221039)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 春日井 昇平  東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (70161049)
大井田 新一郎  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (10114745)
原田 清  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (30228639)
Keywords再生 / 人工骨 / BMP / 骨髄細胞 / 成長因子 / ハイドロキシアパタイト
Research Abstract

1)骨髄細胞に対する各種成長因子の共同作用
昨年度の本研究により、ラット大腿骨由来の骨髄細胞に対しOP-1/BMP-7が用量依存的に骨芽細胞の分化促進せることを明らかにした。本年度はさらにbFGF、BMP-2、TGF-βについて検討を加えたところ、OP-1/BMP-7と同様にbFGF、BMP-2もまた用量依存的に骨芽細胞の分化を促進した。しかし、TGF-βは細胞の形態を線維芽細胞様にするが骨芽細胞の分化に影響を与えなかった。次にこれらの成長因子の共同作用を検討するために一定量のbFGF、BMP-2、TGF-βに濃度を変化させたOP-1/BMP-7を加え細胞に作用させた。その結果、OP-1/BMP-7を単独で作用させた場合と変わりなく、他の成長因子との相加作用、相乗作用は認められなかった。
2)in vitroでの骨組織の誘導
骨髄細胞を人工ハイドロキシアパタイトに繙種してOP-1/BMP-7の存在下で培養を行い、これをラット皮下組織へと移植したところ、ハイドロキシアパタイトの表面にのみ骨組織の形成を認め、多孔体の深部まで侵入していないことが昨年度の本研究によりわかった。そこで、気孔が完全に連続しているサンゴ由来のハイドロキシアパタイトであるinterpore200を用い同様の実験を行ったところ、孔の深部まで骨組織が形成されていた。また、OP-1/BMP-7を加えない対照群での4週目になるとわずかに骨組織の誘導を認めたが、OP-1/BMP-7を細胞に作用させることにより、より早期に確実に骨組織を誘導することが分かった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Izumi Asahina: "Repair of Bone Defect in Primate mardilde using a Bone Morphogenetic Protein(BMP)-Hydroxyapatite-Collagen Composite" Journal of Medical and Pental Science. 44・3. 63-70 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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