2000 Fiscal Year Annual Research Report
パキスタンにおける女子教育の拡充が生活改善意識の向上に及ぼした効果
Project/Area Number |
12680106
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Research Institution | Nara University of Education |
Principal Investigator |
鈴木 洋子 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (40187779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬田 智恵子 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280542)
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Keywords | パキスタン / 女子教育 / ノンフォーマルスクール / 識字率 |
Research Abstract |
本研究の目的は非識字の家族の中で、字が読み書きできることが女性の位置づけをプラスに変えること、女性が生活改善に必要な新しい知識や技術を得ることが、生活改善はもとより家族・地域社会の中での女性の位置づけを変えるという仮説のもとに、教育の効果を可視化することである。10月の追加交付であるため、研究の進行に多少の遅れはあるが、文献National Plan of Action (Ministry of Women Development)、National Education Policy (Ministry of Education),Report of the Commission of Inquiry for Women (Ministry of Women Development)のレビューを行うと同時にリソース・パーソン(教育省モハマッド・サリーム博士)の協力を得て、パキスタン教育行政機関、インタビュー対象校、協力者(当該校の責任者、英語・ウルドー語通訳者等)、インタビュー対象者等の選定、協力依頼、連絡・調整などを行った。 平成13年3月6日より21日の間、パキスタンにおける現地調査を行う予定である。
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