2000 Fiscal Year Annual Research Report
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12770972
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| Research Institution | Yamaguchi University |
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Principal Investigator |
三浦 正子 山口大学, 医学部・附属病院, 講師 (50322251)
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| Keywords | 眼球運動 / 画像解析 / 眼球回転軸 |
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| Research Abstract |
当教室で考案した市販の赤外線CCDカメラと誰でも無料で入手できる画像解析ソフトウェアを利用した眼球運動画像解析法を改良して,以下を行うことが本研究の目的である。
1)すべての眼球運動について眼球回転軸と回転量の経時変化を解析可能にする。
2)臨床データを蓄積して従来のENGデータとの比較を行い,眼球回転軸解析の有用性を検討する。
本年度は、以下のことを行った。
1)回転軸を解析するための理論について検討した。
2)現在使用している眼球運動画像解析プログラムに改良を加えた。この結果,2次元の解析では処理速度が従来の2倍以上である15フレーム/秒に向上した。また,回転軸解析の前段階として,回旋成分の解析を可能にした。
3)検査によって得られた眼球運動の画像ファイル,解析結果の波形ファイル,患者情報等の各データの保存方法,検索方法について検討した。
次年度は,本年度検討した解析理論を元に画像解析プログラムを改良して臨床症例についての検討を行い,従来のENGデータとの比較から眼球回転軸解析の有用性を検討する予定である。
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