2014 Fiscal Year Annual Research Report
Belle実験におけるB中間子のレプトン稀崩壊事象の研究
Project/Area Number |
12J04409
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
加藤 恵里子 東北大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | 新物理 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初、Belle実験におけるB中間子のレプトン稀崩壊事象の研究を行い、荷電ヒッグスを含む新物理探索を行う予定であったが、緻密な分析の結果、当初行う予定であった解析手法では、感度を十分得ることができないことが判明した。このため、同じく荷電ヒッグスを含む新物理に感度が高い、電弱ペンギン稀崩壊事象を解析することになった。具体的にはbクォークがレプトン対を伴いながらsクォークに崩壊する事象の事象数を測定することを通して、標準理論超える新しい物理を探索した。sクォークを22個の終状態から再構成を行い、他実験での測定よりも多くの崩壊モードを再構成することで系統誤差を減らした。またレプトン対は電子陽電子対もしくはミューオン対から再構成した。本研究では信号事象と背景事象の分離のためにニューラルネットワークを導入して、より効率的に分離することに成功した。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|