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2013 Fiscal Year Annual Research Report

ナノメートサイズ電子ビームを測定する新竹モニターの開発と加速器物理

Research Project

Project/Area Number 12J07572
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

ヤン ジャクリン  東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC1)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords国際情報交換 / レーザー / 加速器
Outline of Annual Research Achievements

ILCでの新物理の詳細研究のためにはe-e+衝突点で極小ビーム収束を目指して、ILCのための加速器試験施設ATF2で新竹モニターの開発を行ってきた。加速器の運転中にビーム調整に自ら関わりながら、新竹モニターを用いて効率よくビームサイズの測定を行い、ビームを収束させて行くためにハードウエアの改善に取り組んだ。運転休止期間中は、運転期間中の反省点を活かして測定器の改善や解析手法の効率の上昇を目指す研究に取り組んだ。目標のビームサイズの達成を提示する事はILCのための技術の開発にとって重要なbenchmarkですが、測定結果は幾つかの主要な系統誤差に影響されている。これらの系統誤差を補正して本当のビームサイズを測定値から引き出すことが重要ですので、測定の系統誤差の研究を行うことにより、誤差を補正後のビームサイズが目標値に近くなっていることを示すための研究を行ってきた。このためには、ビームタイム中のみならず、beam off期間中も色ななレーザーの系の測定及びカロリメータの調査を行いました。その結果、過去に解明が難しかった幾つかの系統誤差が明らかになり、垂直方向e-ビームサイズを37nmまで絞ることにより局所色収差補正を採用したILCの最終収束系を検証する目標の達成に近付くようになりました。研究で分かったことを周りと効率よく議論するために定期的に内部レポートなどの資料にしたり記録を残して行きました。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画に沿って順調に研究を進ませてきた

Strategy for Future Research Activity

より目標の電子ビームサイズに近くなれるように、ハードウエアの開発及び測定の系統誤差のstudyに取り組む。測定の安定性と再現性の向上を目指す

URL: 

Published: 2016-06-01  

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