2001 Fiscal Year Annual Research Report
接着性修復材料における辺縁封鎖性の非破壊的手法による検討
Project/Area Number |
13672014
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
柵木 寿男 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (50256997)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
代田 あづさ 日本歯科大学, 歯学部, 助手 (10307960)
新田 俊彦 日本歯科大学, 歯学部, 助手 (20247042)
貴美島 哲 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (90247023)
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Keywords | 共焦点レーザー走査顕微鏡 / 辺縁封鎖性 / 非破壊検査 / 歯質接着材料 / 色素浸透試験 / 蛍光染色 / 接着性修復 / 保存修復学 |
Research Abstract |
本研究における接着性修復材料における辺縁封鎖性の非破壊的手法として、共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)を用いた手法を現在検討中である。各種レジン接着システムを用いて修復操作を行った試料を作製し、繰り返し荷重およぴサーマルサイクリングの同時負荷を与えた後に蛍光色素であるRhodamine B溶液中に試料を浸漬し、波長568nmのAr/Krレーザーを励起光として用いることにより微少辺縁漏洩状態の観察が可能であることが確認できている。従来より、接着性修復物の辺縁封鎖性検討には多くの研究者が色素浸透試験と試料の切断が行われてきたが、本研究においてはCLSMと蛍光色素の利用により、非破壊状態で検討を行うことが可能となった。 これらの成果は接着歯学19巻にて投稿を行い、Journal of Dental Research,81-Special Issueにて報告を行う予定である。 また、従来辺縁漏洩評価の使用されていたメチレンブルーなどに代表される色素とRhodamine Bなどに代表される蛍光色素の浸透性の差異についても検討中である。これらにより、非破壊的辺縁漏洩評価の一法としてのCLSMと蛍光色素の利用の正当性を確立する予定である。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] T.MASEKI: "SEM Observation of the Resin-Dentin Interface formed by Adhesive Systems"Journal of Dental Research. 80-Special Issue. 660 (2001)
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[Publications] I.KIZUKI: "Microleakage of One-step and Two-step Adhesive systems under Thermocycling and Simultaneous Repeated Load"Journal of Dental Research. 80-Special Issue. 556 (2001)
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[Publications] 柵木寿男: "CLSMを用いたレジン-象牙質接合界面観察"接着歯学. 19巻1号. 7-15 (2001)