2001 Fiscal Year Annual Research Report
教育センター等における科学教育推進のための教員研修プログラムの開発
Project/Area Number |
13680222
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Research Institution | Osaka Prefectural Education Center |
Principal Investigator |
藤岡 達也 大阪府教育センター, 企画調整室, 研究員兼指導主事 (10311466)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堂之本 篤弘 大阪府教育センター, 教科教育部・コンピュータ研修室, 研究員兼指導主事 (30300990)
柚木 朋也 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第二室, 研究員兼指導主事 (00311457)
東 徹 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 主任研究員 (30132939)
西川 純 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80218130)
森本 弘一 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (70243350)
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Keywords | 教育センター / 環境教育 / 総合的な学習の時間 / 教員研修 / STS教育 / パートナーシップ |
Research Abstract |
全国の教育センターでの現職教員への科学教育推進システムを整理し、理科・情報等の研修に関する現状とその課題について、組織の変遷や研修内容より分析・検討した。 本教育センターにおいて、科学教育について今日的な課題に対応する研修プログラムを開発(環境教育などの総合学習・野外学習・情報学習・実験実習)し、教員研修の中で一部実践を行った。野外学習では、小学校教員を対象として兵庫県三田盆地周辺の第三紀から第四紀の地質・地形についての研修を実施し、合わせてアンケート分析から、野外学習の問題点を明らかにし、その解決のための教材開発の視点を明確にした。環境学習については、中学校初任者研修の中で教員自らが「環境を考える」ための研修プログラムを作成し、センター近辺の浄水場と連携して、その効果的な地域教材を活用実践した。 また、教員研修の中で科学・技術・社会の相互関連を考えるSTS教育を積極的に取り入れた。例えば情報に関しては、普通教科「情報」講習の中で、工業を中心とする専門学科の初任者研修の中で授業や教材開発を教員自身が取組めるプログラムを作成し、実施した。 従来からセンターの理科研修の中で行われている物理・化学・生物・地学の教員向けの新しい教材と同時に科学史のような理科の中でも学際的な教材を開発した。 加えて、技術系の民間企業体験研修や大阪府の環境教育施設を活用したモデルプログラム作成の中で、学校教育をめぐるパートナーシップの構築や方法についての実践研究を行った。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 藤岡 達也: "「理科学習」と「総合的な学習」との連携を踏まえた「自然災害に関する学習」や「防災教育」について"理科教育学研究. 41・3. 13-20 (2001)
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[Publications] 藤岡 達也: "現職教員の科学リテラシー育成を目指した民間企業体験研修の可能性"日本科学教育学会研究会研究報告. 16・3. 25-32 (2001)
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[Publications] 藤岡 達也, 東 徹, 柚木朋也他: "高等学校理科の新設科目に関する研究"大阪府教育センター. 70 (2002)