2003 Fiscal Year Annual Research Report
国際交流学習を支援するインターネットサイトの開発と評価
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13680239
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| Research Institution | Osaka Kyoiku University |
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Principal Investigator |
田中 博之 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (20207137)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 英嗣 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (50200415)
野田 文子 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (90189407)
桝形 公也 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10165706)
吉野 秀幸 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (30311773)
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| Keywords | 国際交流 / インターネット / 異文化理解 |
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| Research Abstract |
本研究は、小中学校での国際交流学習を支援するインターネットサイトを開発し、その教育効果を測定するものである。研究の最終年度である本年度は、このインターネットサイトの開発を完了し、その評価結果をまとめるとともに、研究成果の総括を行うことをねらいとしている。まずインターネットサイト「GSNET : Global School Network」は、開発を無事完了することができた。そこでは、ビデオクリップや静止画像などのマルチメディアデータを用いて、交流事例の紹介、交流相手校の検索、テキストデータ及びウェブサイトの機械翻訳などができるように設計されている。特に、ビデオクリップは、先進的な実践事例を視聴するためのものであるが、学校の通信回線の状況を考慮して、64kbps、300kbps、そして1Mbpsという3種類の異なるファイルをストリーミングによって提供することができるようにした。このサイトを、研究協力校である大阪府松原市立布忍小学校において活用してもらった結果、特に自動翻訳機能付き国際交流掲示板では、半年で相手校の韓国のネギ小学校と900通を超えるメール交換ができた。また、教育利用場面においては、このサイトとインターネット会議システム(CUSeeMeWebなど)をメディアミックスによって組み合わせて用いることによって、交流の成果が上がることがわかった。研究の総括としては、国際交流学習を支援するインターネットの設計要件や教育利用の条件、授業での利用場面の評価などを総括的に行い、本研究の目的を十分に達成することができた。今後の課題としては、交流希望校の登録、交流事例の収集、海外の交流希望校の登録に関わる活性化のための組織が必要であることがわかった。
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Research Products
(1 results)
