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2002 Fiscal Year Annual Research Report

ミドルウェアとしての多言語テキスト処理システムの研究

Research Project

Project/Area Number 13680493
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

筧 捷彦  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20062672)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 順一  早稲田大学, 文学部, 教授 (70063716)
深澤 良彰  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20165252)
Keywords多言語処理 / モンゴル語 / ミドルウェア / Java / Unite / System 1
Research Abstract

これまでに開発してきた多言語システムSystem 1で集積した技術を,より多くのプラットホームの上で利用可能とすることを目的として,システムUniteの開発を行なっている。Uniteは,Javaによって開発し,プラットホーム独立なミドルウェアとして提供することを目的としている。
2002年度は,その基本設計の上に,モンゴル語の入力・出力を実現した。モンゴル語を対象としたのは,いまだにモンゴル語が扱えるシステムが市中に提供されていないこと,モンゴル語でのテキスト処理を必要とする東洋史等の研究者が学内にいること,モンゴル文字についての文字符号が規格(Unicode)として2001年に制定された,などの条件があったからである。
具体的には,つぎの開発を行なった。
(1)Unicodeで表現されたストリームを受け取ってモンゴル文字表記を出力するメソッド(2)モンゴル語テキストを扱っている東洋史研究者の,モンゴル語入力方式に従ったアルファベット代替表記からUnicodeへの変換メソッド(3)この両者を結合して,日本語とモンゴル語を混在したテキストの入力・表示を行なうBBS これらの開発方針については,FIT2002および韓国での韓日共同ゼミにおいて発表した。
現時点では,東洋史研究者によるBBSの試用とその評価を受けての改良を進めている最中であり,その改良の上で,2003年度にはモンゴル語の表示・編集が行なえるテキストエディタを開発する予定でいる。改良の主眼は,使いやすさの追求とともに,モンゴル語入力方式が研究者グループごとに違っていることに対応できるよう,入力方式が簡単に設定替えできる(パーソナライズ可能とする)ことにある。
これらの改良・改版を施した最終成果は,論文の形で公表するとともに,広くダウンロードして使ってもらえる形とする予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 筧 捷彦: "多言語処理システム-System 1とその展開-"韓日共同ゼミ論文集 東義大学,韓国釜山. 111-129 (2002)

  • [Publications] 小林 丈二, 上園 一知: "多言語処理システムUniteの設計"FIT2002講演論文集. (CD-ROM). (2002)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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