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2001 Fiscal Year Annual Research Report

クラスVミオシン蛋白質C末側ドメインの機能制御機構の解析

Research Project

Project/Area Number 13680707
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

松井 泰  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50229407)

Keywordsミオシン / 低分子量GTPase
Research Abstract

クラスVミオシンは、N末のモーター領域がアクチン細胞骨格を動き、C末のカルゴ結合ドメインに結合するカルゴ(オルガネラやタンパク質など)を細胞内で極性配置させるのに働いている。様々なカルゴを同一のミオシンが輸送するわけであるから、そのカルゴ選択においていろいろな制御をこのミオシンは、受けていると考えられる。この制御機構を解析するために出芽酵母クラスVミオシンMyo2のC末ドメインと結合するタンパク質を検索し、rab型GTPaseであるYpt11を同定した。Ypt11の機能を解析したところ、過剰発現させるとミトコンドリアを過剰に娘細胞に分配する機能があることがわかり、ミトコンドリアの娘細胞への分配に正に働く因子であることを明かとした。このYpt11の効果は、Myo2との結合に依存していることを遺伝学的方法により示した。Myo2がミトコンドリア分配に関与している報告はなかったが、新たに単離したmyo2変異株を解析したところ、ミトコンドリアの分配がいかなくなる欠損を示す事がわかり、Myo2がミトコンドリア分配に関与していることを示した。以上のことより、Ypt11は、Myo2との結合を介してMyo2のミトコンドリア分配機能を高進する制御因子であることがわかった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Ito T et al.: "Novel modular domain PB1 recognizes PC motif to mediate functinal protein-Protein interaction"EMBO. J. 20. 3938-3946 (2001)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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