2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14657606
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福原 俊一 京都大学, 医学研究科, 教授 (30238505)
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Keywords | 在院日数 / 外科手術 / 医療の適切性 / 腹腔鏡下手術 / 医療費 |
Research Abstract |
本年度中においては、厚生労働省の指定調査である患者調査および、医療施設静態調査の目的外申請を行い、現在もなお厚生労働省内の担当者と折衝中である。同時に、海外における同様のデーターの収集を行い、米国カリフォルニア州政府健康厚生局(Department of Health and Human Services)における、州健康計画開発室(the Office of Statewide Health Planning and Development)おいて各予算年度毎に全ての退院記録を蓄積しており、医療研究者を対象に公開していることが判明した。さらに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校などの研究機関内においてインターネットを通じた簡便な研究目的使用が可能であることがわかった。さらに、連邦政府疾病管理予防センター(Center for Disease Control and Prevention)のホームページにおいては全米で無作為ランダム抽出された退院情報(the National Hospital Discharge Survey)が個人特定情報を削除した上で公開されており、このデーターについては、海外からでも容易にダウンロード・研究しようできることがわかった。本年度においては厚生労働省への申請でほぼ全ての時間が費やされたが、来年度においては、厚生労働省への折衝を粘り強く続けるとともに、海外のデーターの使用による国際比較の可能性について検討していく予定である。
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