2014 Fiscal Year Annual Research Report
オーバーリーチングとディトレーニングを組み合わせたトレーニングプログラムの開発
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14J09777
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
長谷川 裕太 立命館大学, スポーツ健康科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Keywords | オーバーリーチング / ディトレーニング / クレアチンリン酸 / 最大パワー |
Outline of Annual Research Achievements |
【本研究の目的】 本研究では、トレーニング頻度が高いことによる疲労の蓄積(オーバーリーチング)を意図的に引き起こした後に短期間の休息(ディトレーニング)を設けることで飛躍的なパフォーマンスの増加を図る新規的なトレーニングプログラムの効果を検証することを目的とした。 【研究内容】 トレーニング期間を18日間(計12回のトレーニング)に設定し、 1. 毎日トレーニングを行い最後の6日間はトレーニングを行わない条件(OR-DT)と、 2. 3日に1度休息日を設けながらレジスタンストレーニングを行う条件(CON)の2つの条件でのトレーニング効果を比較した。トレーニングに用いる運動は、本トレーニングによって大幅な増加が見込まれる筋中クレアチンリン酸の貢献率が極めて高い運動を選択し、ジャンプスクワットとした。ジャンプスクワットは最大発揮パワーの向上および、エネルギー基質の枯渇等による発揮パワーの低下を軽減することを目的としたトレーニングを実施した。測定には発揮パワー測定機器(GymAware)を使用し、トレーニング期間前後のみならず、毎トレーニング時の発揮パワーを記録することで運動パフォーマンスの経時変化を検討した。運動パフォーマンスにおいては、ジャンプスクワット時の最大発揮パワーに加え、6秒に1回のペースで10回繰り返して行った際の発揮パワーの低下を評価する。さらにトレーニング期間前、13日目、トレーニング期間後にリン磁気共鳴分光法(31P-MRS)を用いて筋中クレアチンリン酸の濃度を測定した。その結果、12日間連続でレジスタンストレーニングを行った後に6日間のディトレーニング期間を設けたトレーニングプログラムにより、発揮パワーの増加や筋中クレアチンリン酸濃度の増加に対する有益な効果は認められなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
条件に合う被験者のリクルートが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度に実施した研究課題は国際雑誌に投稿しており、査読結果待ちである。 時年度に実施した研究課題の論文化を行う。
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