2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15020209
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
田端 輝彦 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (80344745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萬 伸介 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40019849)
吾妻 一興 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70005776)
森岡 正臣 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (10174400)
瓜生 等 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (10139511)
山田 春樹 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00092578)
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Keywords | 比例的推論 / 比例関係 / 数学的推論 |
Research Abstract |
1.日本数学教育学会主催の第36回数学教育論文発表会において2つの論文を発表する。 口頭発表の部で「二等辺三角形が教えることがら-内在する比例に注目して-」を,課題別部会では,「数直線を活用した欠損値問題の教授学習過程」を,それぞれ発表した。 2.授業研究会を実施する。 1の課題別部会で発表した構想に基づく授業研究会を,2つの公立小学校第4学年の児童に実践した。この実践の詳細な分析を現在行っており,これをまとめることが次年度の課題の1つである。 3.数学教育実践発表会を実施する。 清水宏幸(山梨大学附属中学校)氏,新井仁(信州大学附属中学校)氏を囲んで,中学校における比例的推論の実際について研究会を実施した。附属中学校の教員を含め,県内の中学校の教員にも参加して頂き,研究討議した。この記録をまとめることも次年度の課題の1つである。 4.比例的推論の教材例を収集分析する。 研究分担者のそれぞれの専門領域別に,中学,高等学校段階の比例的推論の例を検討した。主な対象は,それぞれの校種の教科書分析,3の実践発表会での具体例等を参考にした。これらの詳細をまとめ,授業化することも次年度の課題の1つである。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 萬, 田端, 森岡, 吾妻, 瓜生, 山田: "二等辺三角形が教えることがら-内在する比例に注目して-"第36回数学教育論文発表会論文集 日本数学教育学会(北海道教育大学). 509-510 (2003)
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[Publications] 田端 輝彦: "数直線を活用した欠損値問題の教授学習過程"「課題別分科会」発表集録 第36回数学教育論文発表会(北海道教育大学). 152-159 (2003)