2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15330020
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Research Institution | HIROSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
鳥谷部 茂 広島大学, 大学院・法務研究科, 教授 (20155609)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 進 明治大学, 法科大学院法務研究科, 教授 (20061913)
小川 幸士 帝塚山大学, 法政策学部, 教授 (30299143)
吉田 光碩 大阪大学, 大学院・高等司法研究科, 教授 (60309341)
田村 耕一 熊本大学, 法学部, 助教授 (70315216)
村山 洋介 鹿児島大学, 大学院・司法政策研究科, 助教授 (80314722)
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Keywords | 非典型担保総論 / ドイツ・韓国の非典型担保 / 担保権の侵害 / 非典型担保と利用権 / 集合債権・動産対抗要件特例法 / 集合債権・将来債権の担保 / 知的財産権の担保 / 立法論的検討 |
Research Abstract |
平成17年度は、3年間の研究期間の3年目として、申請時の研究計画に基づき、研究会の開催、報告書の作成、学会・研究会における研究成果の発表などを実施(学会報告予定を含む)した。また、各分担者は、研究計画の趣旨に基づいて、各自の分担部分について研究を行った。 (1)非典型担保に関する調査と研究会の開催 平成17年度は、広島大学東千田町校舎において2回、熊本大学法学部において1回の打ち合わせ研究会を実施した。第1回目は、非典型担保に関する個別研究の発表と意見交換、本科研報告書作成の準備等、第2回目は、非典型担保に関する個別研究の発表と意見交換、研究成果に関する学会報告のレジュメ作成等、第3回目は、本科研報告書作成内容の打ち合わせ、生ける法に関する講演及び研究成果に関する学会報告内容の打ち合わせ等を行った。 (2)科研報告書の作成 本科研補助金基盤研究(B)の3年間の研究成果として、第1部 総論、第2部 非典型担保の実態、第3部 非典型担保の解釈、第4部 非典型担保の立法論的研究、第5部 資料から成る『非典型担保の実態・解釈・立法』408頁の報告書を作成した。 (3)学会研究会における成果発表 本研究成果については、報告書を作成する以外に、他の研究者・実務家等に公表し、意見交換を行う機会として、平成18年3月25日の日本土地法学会中国支部(於:広島大学東千田町校舎)において、シンポジウム「非典型担保の実態・解釈・立法」を実施した。さらに、日本法社会学会(平成18年5月13日、於:関西学院大学)において、ミニシンポジウム「生ける法としての非典型担保」を実施する予定である。
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Research Products
(8 results)