2003 Fiscal Year Annual Research Report
がん患者の主体的療養を支援する外来看護モデルの外来看護実践への適用に関する研究
Project/Area Number |
15390668
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐藤 禮子 千葉大学, 看護学部, 教授 (90132240)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増島 麻里子 千葉大学, 看護学部, 助手 (40323414)
菅原 聡美 千葉大学, 看護学部, 助手 (70323409)
佐藤 まゆみ 千葉大学, 看護学部, 助教授 (10251191)
柴田 純子 千葉大学, 看護学部, 助手 (80361418)
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Keywords | 外来 / 外来看護 / がん患者 / 通院 / 療養 / 主体的 / 外来看護モデル |
Research Abstract |
1.研究フィールドの決定 構築した「外来通院するがん患者の主体的療養を支援するための外来看護モデル」を外来看護実践の場に適用するために、首都圏にある大学病院消化器外科外来を研究フィールドに設定した。 2.研究フィールドに外来通院するがん患者の療養生活の実際と研究フィールドにおける外来看護の実際に関する調査 (1)質問紙の開発 研究フィールドに外来通院するがん患者の療養生活の実際と外来看護活用の実態を明らかにするために、「外来通院するがん患者の主体的療養を支援するための外来看護モデル」および文献検討の結果に基づき質問紙を開発した。質問紙は、患者の療養生活の実態に関する項目19、研究フィールドの医療体制や設備に関する項目9、外来看護に関する項目9項目、患者の属性等に関する項目12、の合計49項目から構成した。 (2)調査の実施と具体的な外来看護実践方法の考案 開発した質問紙を用いて、研究フィールドに外来通院するがん患者約500名に郵送質問紙調査を行う予定であり、調査の実施計画については千葉大学者護学部倫理審査委員会から承認を得た。また、研究フィールドの外来看護師、研究フィールドを管理する外来看護師長および看護部長、チーム医療の協働者である外来担当医師に対して聞き取り調査を行う予定であり、これら4調査の結果をもとに、構築した外来看護モデルを研究フィールドに適用するための具体的な外来看護実践方法を考案する予定である。
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