2004 Fiscal Year Annual Research Report
受精卵移植による口唇口蓋裂発生の母体環境因子の解析
Project/Area Number |
15592146
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Research Institution | Aichi-Gakuin University |
Principal Investigator |
新美 照幸 愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 助手 (60291762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
夏目 長門 愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 特殊診療科教授 (90183532)
古川 博緒 愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 助手 (70291763)
豊田 哲郎 愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 助手 (10308786)
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Keywords | 受精卵移植 / 口唇裂 / 口蓋裂 / 心血管系異常 / 奇形 / 胸腺異常 / 先天異常 / マウス |
Research Abstract |
精卵移植法に口唇口蓋裂発現能を有する受精卵の非発生系マウスへの移植実験 昨年に引き続き、仮親を前回確立させた方法に準じ、精管結紮した雄C57BLを使用して偽妊娠マウスを作成した。 1)受精卵採取としては口唇口蓋裂自然発生マウスを自然交配させ、妊娠3日目に子宮、卵巣、卵管を摘出し、桑実胚/胚盤胞の状態の受精卵を採取した。 2)予備実験の結果より決定した方法に従い、培養液を作成し、これにEDTA-2Na、β-M.E.を加え濾過滅菌を行った。 3)あらかじめ作成した仮親に対して、摘出培養液で発生させた受精卵を全身麻酔科にてマイクロマニピュレータ手術顕微鏡下で卵巣真上より切開を加えて、約200μmのピペットを用いて胚盤胞を一頭につき8個移植した。 4)妊娠18日目に帝王切開し、胎仔を取り出し、外表奇形の確認をした上で、胎仔を屠殺せず、従来より我々の行っている手法に従い育種した。 5)上記実験の成果を国際口唇口蓋裂学会CLEFT2004「UTERINE ENVIRONMENT DIFFERENCE OF OCCURRENCE RATE IN DEXAMETHASONE-INDUCED CLEFT PALATE MOUSE」を発表した。その結果、優秀ポスター賞に入選した。またその成果を海外英文誌に投稿中である。
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Research Products
(1 results)