2003 Fiscal Year Annual Research Report
理工系教員養成学部生に焦点化したAO的高大連携と「スーパー教授学ハイスクール」
Project/Area Number |
15606002
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
竹野 英敏 茨城大学, 教育学部, 助教授 (80344828)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 久記 茨城大学, 教育学部, 教授 (40092514)
利安 義雄 茨城大学, 教育学部, 教授 (90125253)
菊池 龍三郎 茨城大学, 教育学部, 教授 (80007757)
大辻 永 茨城大学, 教育学部, 助教授 (20272099)
戸塚 茂則 茨城大学, 教育学部, 助教授 (30180152)
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Keywords | 科学教育 / 技術教育 / 高大連携 / 教員養成 / カリキュラム開発 |
Research Abstract |
本研究の初年度にあたる平成15年度は,理工系教員養成におけるカリキュラムや学生指導のあり方を究明するために不可欠な基礎資料について収集することを中心にすすめてきた。具体的には,1 理工系教員養成に関する調査 (1)茨城県内の高等学校の進路指導担当教諭を対象に,訪問による調査を行い,望ましい理工系教員養成学部生像を明らかにするための予備調査を行った。 (2)理工系教員を育成している教員養成系大学教官を対象に質問紙調査を行い,理工系教員養成大学生の現状と理想像を明らかにするための予備調査を行った。 (3)県教育委員会や現職教員を対象に面談による調査を行い,教育現場において求められる理工系教員養成学部生像を明らかにするための予備調査を行った。 (4)全国理工系教員養成学部の授業シラバス等を収集し,カリキュラムの分析を行った。 2 学生を教育指導現場へ派遣し,学生自身の変容についての調査 (1)理工系教員養成学部生を子ども科学館等に派遣し,子どもに科学技術の楽しさを伝えさせるとともに,派遣学生が受けた刺激等を多面的に調査した。 (2)理工系教員養成学部生を高等学校に派遣し,高い技能と専門性を持たせると同時に,高校生との日々の交流の中で,教職に興味を抱く高校生にアドバイスを重ねるなど,派遣学生および高校生が受けた刺激等を多面的に調査した。 本研究の最終年に当たる次年度は,本年度収集した資料に基づき.理工系教員養成の学生指導等のあり方について本調査を行い,カリキュラムを体系的に作成・提案する。
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