2004 Fiscal Year Annual Research Report
仏語クラスにおける「知」の伝達プロセスについてのディスクール分析の視点からの研究
Project/Area Number |
15652036
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
石川 文也 横浜市立大学, 商学部, 助教授 (60295524)
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Keywords | フランス語 / クラス / 知 / 伝達プロセス / ディスクール / ディスクール分析 / 言語教育 |
Research Abstract |
「交付申請書」に記した「本年度の研究実施計画」に従い、以下のように研究を遂行した。 1)海外研究協力者からの専門的知識の提供:研究代表者(石川文也)が所属するパリ第三=新ソルボンヌ大学研究グループSYLEDの下位グループDELCAの研究者(Francine CICUREL(フランシーヌ・シキュレル)パリ第三=新ソルボンヌ大学教授、あるいは前年度フランシーヌ・シキュレル教授から研究代表者(石川文也)に対する専門的知識の主たる提供者として紹介された同下位グループ研究員Eliane BLONDEL(エリアンヌ・ブロンデル)パリ第三=新ソルボンヌ大学助教授)から専門的知識を、メールによる交信によって、あるいは研究の中間的な成果の報告のために渡欧した際に直接会って提供してもらった。 2)海外における文献収集:前年度に収集できなかった文献、および「社会・文化的な知(savoir socio-culturel)」と「言語運用に関する知(savoir-faire communicationnel)」の伝達、発話者のストラテジーに関する最新の研究を、Bibliotheque nationale de France(フランス国立図書館)やBibliotheque Sainte-Genevieve(サント=ジュヌヴィエーヴ図書館)などで収集した。 3)研究成果の最終報告:前年度の研究成果をもとにして、外国語クラスで起こっている言語行為の特徴を総合的に分析したものを本研究の中間的な研究結果として、フランス、ベルギーでおこなわれた国際コロキアムで報告した。この中間的な成果は、次項「11,研究発表」に掲げた論文のほか、以下の国際コロキアムでの報告がある。 ISHIKAWA, Fumiya:"La (re)construction des representations de la langue dans et par le discours professoral : une analyse linguistique et ethnomethodologique du processus discursif de description/categorisation de la langue", communication presentee au colloque international : 《Quelle didactique de l'interculturel dans les nouveaux contextes d'enseignement-apprentissage du FLE/S? 》, organise a Louvain-la-Neuve par l'Universite catholique de Louvain,20-22 janvier 2005.
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Research Products
(4 results)