2003 Fiscal Year Annual Research Report
おとり遺伝子を用いた血管新生抑制による新規の癌遺伝子治療法の開発と応用
Project/Area Number |
15659450
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
石橋 浩晃 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助手 (90254630)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 和紀 九州大学, 大学院・歯学研究院, 講師 (50217668)
白砂 兼光 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (30093420)
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Keywords | 悪性新生物 / 腫瘍血管新生 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
1)細胞培養実験による各種サイトカイン刺激による血管新生遺伝子の発現状況の解析 培養口腔扁平上皮癌細胞(SAS,TF,KN,NA),唾液腺癌細胞(ACC,IT-2)を用いて,TNFα刺激による血管内皮増殖因子(VEGF),トランスフォーミング増殖因子β1(TGFβ1)および組織因子(TF)の発現亢進を確認した. また,こられの培養細胞を低酸素環境にて培養すると,VEGFの発現が亢進することを解明した. 2)血管新生因子の産生に関与する転写因子の解明 各培養癌細胞において,TNFα刺激および低酸素環境下での培養により,転写因子Sp1およびAP-1がそれぞれ活性化することを,バンドシフトアッセイにより確認した.
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