2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of exercise and diet prescription considering the genetic risk score of sarcopenia
Project/Area Number |
15H03099
|
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 晴香 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 室長 (20344880)
宮地 元彦 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部, 部長 (60229870)
家光 素行 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90375460)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | サルコペニア / 遺伝子 / 医療・福祉 / 運動 / 食事 |
Outline of Annual Research Achievements |
縦断的観察研究によって,サルコペニアの遺伝リスクスコアが運動・食事療法による改善効果に及ぼす影響について検証する.具体的には,2年間の縦断的観察研究によって,サルコペニア遺伝リスクスコアとサルコペニアリスクとの相関関係に及ぼす運動および食事の改善効果について検討を行った. また,横断研究と同様に,運動に関するパラメーターとしては体力水準,食事に関するパラメーターとしては食事調査による1日当たりの総エネルギーおよびタンパク摂取量を用いて評価し,遺伝リスクスコアごとに運動および食事の効果が何パーセントに相当するかについても検討を行った. 本年度は,サルコペニア者を対象としたレジスタンストレーニングの介入を実施した.被験者は体格指数(body mass index:BMI)が25 kg/m2以上の,日本人中高齢男女を対象とした.BMI,メタボリックシンドロームリスク因子および四肢筋量に関しては,時間および群を要因とした反復測定の二元配置分散分析の結果,有意な交互作用は認められなかったが,BMI,血中グリコヘモグロビン濃度および脈波伝播速度に有意な時間の主効果が認められ,トレーニング後の値がトレーニング前と比較して有意に低下した.したがってレジスタンストレーニングは,筋肥大の効果は認められなかったが,メタボリックシンドロームリスク因子を改善させる可能性が認められた(村上ら、肥満研究、2018).
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(25 results)