| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 治彦 立教大学, 文学部, 教授 (50188322)
神田 嘉延 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (40117495)
朝岡 幸彦 東京農工大学, 農学部, 准教授 (60201886)
小栗 有子 鹿児島大学, 生涯学習研究センター, 准教授 (10381138)
高橋 正弘 財団法人地球環境戦略研究機関, 研究員 (10360786)
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| Research Abstract |
本研究では,わが国における持続可能な開発のための教育(ESD)研究の組織化から,内容検討,応用にいたるまで総合的研究として取り組んだ。具体的な目的は以下のこととした。(1)ESD研究のための領域を越えた国内外の研究者ネットワークの構築。(2)環境教育や開発教育など従来から行われてきた地球的課題教育とESDとの関係の明確化。(3)地球的課題教育の総合化としてのESDの理論構築。(4)日本の学校教育におけるESD指導内容と指導者養成の検討。(5)ESDの内容と国内,国外(途上国支援など)での具体化のための検討。さらに研究終了後はこれらの成果にもとづいて国内外の教育の10年推進に向けた研究者ネットワークを立ち上げた。。さらに研究終了後はこれらの成果にもとづいて国内外の教育の10年推進に向けた研究者ネットワークを立ち上げた。1.昨年度に引き続きESD関連研究を進めるとともに最終年度であることから,成果公開シンポジウムの開催と成果報告書の刊行を行った。また,市販向け成果報告書として農文協より2009年初頭に出版を予定。
2.昨年度に引き続き,ESDの国際的動向を探るために英国,スウェーデン,フィージー,タイ。台湾などの関連機関を訪問し,国連CSD15,第4回世界環境教育会議(ダーバン),第4回環境教育会議(アーメダバード)などの国際会議や国内学会などで研究成果の発表を行った。
3.昨年度に引き続き,国内外の先進事例を訪問調査し,国内におけるESDの事例を調査・分析する。また垂水市などにおけるESDのアクションリサーチをすすめた。
4.以上の研究活動を進める過程で,研究代表者,分担者は,持続可能な開発のための教育の10年推進鍵(ESD-J)代表理事,開発教育協議会(DEAR)代表,立教大学ESD研究センター長,日本政府ESD円卓会議,IUCN-CECなどを務める立場を踏まえながら,国内外のESDネットワークを形成し,研究終了後のESD研究ネットワークを形成した。
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