2005 Fiscal Year Annual Research Report
グローバルサプライチェーンにおける情報共有の高度化に関わる実証的研究
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16330073
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
太田 雅晴 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (00168949)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川村 尚也 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (80268515)
坂上 学 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (50264792)
石井 真一 大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (70315969)
坂本 清 宝塚造形芸術大学, 大学院・デザイン経営研究科, 教授 (70089184)
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Keywords | サプライチェーンマネジメント / グローバルサプライチェーン / イノベーションマネジメント / ロジスティックスシステム / オペレーションズマネジメント |
Research Abstract |
我が国企業と制度およびビジネスシステムの異なる諸外国企業との連携を図り、優れたグローバルサプライチェーン(以下GSC)を構築していくための合理的・効率的な関係企業内のオペレーションシステム、そのシステムとの統合を含めたグローバルなロジスティクスシステムの迅速な構築の指針となるモデルシステムの提示のため、本年度は下記の研究成果を得た。 昨年度に発送した我が国企業7000社へのアンケート結果を集計・分析するとともに、聞き取り調査を米国、中国、アジア諸国、オーストラリアにおいて行い、我が国独自のGSCの指針提示ためには、経営戦略とオペーションシステムとの相関関係について重点的に国際比較研究を行い明らかにする必要性があることがわかった。また、それを前提としたGSCの総合モデルについて仮設定を行い、昨年度から構築しつつある情報共有サーバーと共同研究者PCとのネットワークシステム上に設置し、海外の研究協力者ともどもに検討する準備を行った。並行して、グローバルサプライチェーンの構築について、グローバルサプライチェーンの情報共有を高度化する指針を中心に、オペレーションシステム、ロジスティクスシステムの3つの個別視点から個々のシステムの効率的・合理的な構築方法について研究を行い、その結果を内外の学会(米国で1回、国内で2回)で報告した。さらに上記の国際比較研究のため、米国および豪州の研究者とともに、諸外国でも同様にアンケートを実施するための準備を行った。
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Research Products
(5 results)