2004 Fiscal Year Annual Research Report
核燃焼プラズマ統合コードによる構造形成と複合ダイナミクスの解析
Project/Area Number |
16360459
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
矢木 雅敏 九州大学, 応用力学研究所, 助教授 (70274537)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 裕志 山口大学, 工学部, 教授 (10126881)
福山 淳 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60116499)
中島 徳嘉 核融合科学研究所, 理論・シミュレーションセンター, 教授 (30172315)
中村 祐司 京都大学, 大学院・エネルギー科学研究科, 助教授 (20198245)
滝塚 知典 日本原子力研究所, 炉心プラズマ研究部, 副主任研究員 (40354576)
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Keywords | 核燃焼プラズマ / 階層モデル / グリッド / 輸送コード / ITPA / TASK / TOPICS |
Research Abstract |
統合コードインターフェイス仕様策定:核燃焼プラズマの統合シミュレーションを実現するための準備を行なった。具体的な作業としては、既存のシミュレーションコードの調査を行い、データ交換のためのプログラム・インターフェースの仕様策定を行うとともに、利用者インターフェースの検討を行った。 階層モデルの構築:核燃焼プラズマにおける乱流輸送と安定性について階層的物理モデルを構築し,それらの間の相互作用を含めた定式化を行うとともに,シミュレーションモデルの作成を行った。 グリッド技術の開発:シミュレーションコードの並列化を進めると共に,計算機クラスター間の連携を図るため,Globusを用いた計算資源の共有・MPI並列計算技術を導入しテストを行った。また、グリッド環境下における可視化技術の開発を検討するとともにこれらの技術の統合コードシステムへの移植を検討した。 ITPA(国際トカマク物理活動)データベース:ITPAで作成されている実験データベースとのデータ交換を実現するともに,国内実験グループとのデータ交換について調査を行った。あわせて京都大学にITPAデータベース・ミラーサーバーを設置し、各大学・研究所からアクセスできるよう環境整備を行った。 研究作業会:第3回核燃焼プラズマ統合コード研究会(平成16年8月9-10日、九州大学応用力学研究所)を開催し、炉心プラズマの予測ならびに制御手法の開発を行うための核燃焼プラズマ統合シミュレーションコードに関する情報交換を行なった。又,MHD平衡及び安定性に関する研究会(平成16年12月14日、核融合科学研究所)を参画し,全国的なMHD理論関連の研究の方向性と共同研究の具体的方法に関し提案した。 WWWによる成果の公開:核燃焼プラズマ統合コードのホームページを立ち上げ、成果を公開した。(http://bpsi.nucleng.kyoto-u.ac.jp/bpsi/)
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Research Products
(19 results)