2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16402014
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Research Institution | Osaka Sangyo University |
Principal Investigator |
大津 定美 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (20081119)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松野 周治 立命館大学, 経済学部, 教授 (10128457)
大西 広 京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50176955)
坂田 幹男 福井県立大学, 経済学部, 教授 (90153890)
田畑 理一 大阪市立大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60171873)
横田 高明 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (00240193)
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Keywords | 北東アジア / 経済連携強化 / 地域社会開発 / WTO加盟 / ソーシャルネット / 外国人労働者問題 / 国境貿易 |
Research Abstract |
計画通り、以下のような研究会と現地調査を実施した 1)研究打合わせ会 計3回(2005年5月、7月、11月)実施、各自文献調査の結果報告や現地調査の計画・先方との打合わせなど実施計画事前検討、帰国後の整理・文献照合など。 2)海外現地調査 2005年8月中国東北とロシア極東、特に鉄道で両国国境を超える調査 具体的には、8月28日(日曜)出発、9月3日ないし5日帰国という日程で、8名が全員参加 中国・ハルビン市で、社会科学院ロシア東欧研究所を中心に他の大学研究者を含めた研究者8名とワークショップを実施、さらに牡丹江市・綏芬河市などで、主に中ロ両国の経済関係特に国境貿易の現状について、商務庁や税関などで聞き取り調査を実施した。 また綏芬河市から中ロ国際鉄道で国境を越え、ロシアのウスリースク市へ、そこでも行政機関からの聞き取りや極東最大の国際市場を見学・訪問して現地の状況をつぶさに視察することができた。 さらに、ロシアのウラジオストック市では、沿岸地方移民局の担当官から、出入国管理の現状や外国人労働者の問題について詳細な聞き取りを実施、またロシア科学アカデミーの太平洋地理学研究所を訪問、関係研究者と北東アジアの地域経済連携の実情と問題点についてワークショップを実施した。 このように、本年度最大の現地調査プロジェクトの実施によって、実に多くの知見をえた。その成果の一部はすでに調査報告となっていくつかの雑誌に掲載されているのは、下記の研究発表(平成17年度の研究成果)記録に明らかであるが、今後も引き続き成果を公表していくことになる。
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Research Products
(7 results)