2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16402014
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Research Institution | Osaka Sangyo University |
Principal Investigator |
大津 定美 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (20081119)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横田 高明 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (00240193)
松野 周治 立命館大学, 経済学部, 教授 (10128457)
田畑 理一 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (60171873)
大西 広 京都大学, 大学院経済学研究科, 教授 (50176955)
坂田 幹男 福井県立大学, 経済学部, 教授 (90153890)
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Keywords | アジア経済統合 / 北東アジア / ロシア極東 / 中国東北地方 / 社会保障 / 雇用 / 国際労働移動 / 国境隣接地域 |
Research Abstract |
国内での研究会、打ち合せ会、成果刊行のための編集委員会等を計6回開催、ほかに中国において海外現地調査を実施、これが本年度のメージャーな調査活動となった。 中国・東北・ロシア国境隣接地域及び大連市調査 昨年度実施した中国・ロシア両国にまたがる国境貿易地域の調査で、両国の「開放度」の違いが明らかになった。これを受けて、予算の制約もあり、今年度は中国側に限定して、開発計画の進捗度と周辺地域への影響に関する調査を実施した。 参加者:大津定美・横田高明・松野周治・坂田幹男・大西広・堀江典生・雲和広 実施時期:(2006年8月5日〜10日) 中国のハルビン市、スイフンガ市、トウネイ市、揮春市、大連市、旅順口市の各市において、 1)地域経済開発と対外経済関係 2)対ロシア貿易の役割、 3)地域開発と中央との関係 等について、行政機関、企業や貿易機関、開発特区責任者などに、聞き取り、生産現場の視察、などを実施し、多くの知見を得た。 調査に際して、中国側研究機関、黒龍江省社会科学院、延辺大学・経済管理学院、同東亜研究センターなどから多大な研究協力を頂いた。高成長を続ける中国経済の実態、ならびに東北アジア地域経済協力に関する研究状況を把握するとともに、関連資料の収集を行った。 調査実施後、3年間の調査の成果を一書にまとめて出版するべく、数回にわたり研究会と編集会議をもった。近くの刊行の見込みである。
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Research Products
(12 results)