2005 Fiscal Year Annual Research Report
問題解決・臨床推論能力測定法の開発-医学系CBT新形式問題の検討-
Project/Area Number |
16590431
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University School of Medicine |
Principal Investigator |
吉岡 俊正 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60146438)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 眞 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (30160849)
川名 正敏 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (20152978)
菅沼 太陽 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00328379)
仁田 善雄 東京医科歯科大学, 医歯学教育システム研究センター, 助教授 (10114315)
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Keywords | Computer-based testing / 臨床推論 / 問題解決能力 / オンラインスティング / 試験問題 / 客観試験 / 共用試験 / 臨床判断 |
Research Abstract |
1)問題発見解決能力評価の電子化:前年度末に実施した問題発見解決能力電子評価システムの実証試験結果をまとめた。医学部1年生と2年生で実施した結果、2年生では事例を読んで問題点を抽出する力および広い領域に問題点を発見できる能力が高いことを明らかにした(第37回日本医学教育学会大会で報告)。前年度に実施した評価システムの脆弱性(多人数の同時アクセスに対するサーバーの処理)を改良し、平成18年1月と2月に再度実証実験を行い、今回はシステム作動の問題なかった。 2)臨床推論能力評価の電子化:前年度は市販のオンラインテスティングシステム(Perception)をベースとした、臨床判断の電子評価システムプロトタイプを作成した。市販システムは作動が確実であるが、今回の臨床判断で求める除外能力(明らかに違うことを除外する能力)、重み付け選択能力(問題点、解決法で重要度を判断する能力)などの評価機能を付与できないことが明らかになった。本年度は試験ソフトウエアを自作した。その中で実際の臨床で行う、除外診断、重点的な情報収集などの能力が評価できるようにした。2月下旬に第4学年に対して実証実験を行い、平成18年度に改良を加える。 3)共用試験医学系CBT新形式問題の作成と実施:前年度実施した結果を評価した。平均点は五肢択一問題よりも高かった。本年度は臨床推論能力電子評価結果と共用試験CBT新形式問題の採点結果を比較した。
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] 全国共用試験CBT問題作成に対する学内講習会の効果2005
Author(s)
奈良信雄, 齋藤宣彦, 倉本秋, 後藤英司, 中島宏昭, 福島統, 堀内三郎, 吉岡俊正, 仁田善雄, 石田達樹, 麻生武志, 福田康一郎, 高久史麿(共用試験医科問題作成委員会問題検討小委員会)
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Journal Title