2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17380006
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Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
平井 正志 Kyoto Prefectural University, 農学研究科, 教授 (50343405)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 中央 京都府立大学, 農学研究科, 准教授 (60347440)
藤村 達人 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70292513)
太田 賢 筑波大学, 生命環境科学研究科, 講師 (00361311)
津呂 正人 名城大学, 農学部, 講師 (40410774)
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Keywords | 根こぶ病 / 開花 / 春化処理 / QTL解析 / 根の肥大 / 着色 / 連鎖地図 / ダイコン |
Research Abstract |
ダイコンの開花についてサヤダイコンx春福のF2集団を用いて遺伝解析を行った。低温による開花は1遺伝子座によって支配され、低温を必要としない開花が優性であると推定された。バルク法によりこの開花制御遺伝子座(Frs)周辺の連鎖地図を作成した、その結果、開花制御遺伝子座はOPR19SとOPE06-2間にあると推定された。このゲノム領域はシロイヌナズナの第1染色体下腕との相同性が高く、開花遺伝子座FTの位置に近かった。しかし、上記2マーカー間にFTは座乗せず、FT以外の遺伝子座の関与も考えられた。ダイコンの根こぶ病抵抗性遺伝子座を解析した。抵抗性は1遺伝子座もしくは密接に連鎖する複数の遺伝子座によって支配されると推定された。また聖護院ダイコンの起源についてSSRマーカーを用いて調べた。聖護院ダイコンは遺伝的多様性が他の品種より低く、少数の個体から選抜されたと推定された。(平井のグループ) ダイコンの根の肥大について聖護院ダイコンx万葉(台湾の品種)のF2集団を用いてQTL解析を行った。根の横方向への肥大には6遺伝子座が関与しており、そのうち5座が大きな影響を示した。(藤村のグループ) ダイコンの根の肥大および着色について研究し、それぞれQTL解析を行い。作用遺伝子座を推定した。アントシアニン着色では作用の大きな遺伝子座が見いだされた。(津呂のグループ)
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Research Products
(6 results)