2005 Fiscal Year Annual Research Report
職業・専門教育から職場教育へのカリキュラム移行に関する国際比較調査
Project/Area Number |
17402039
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
寺田 盛紀 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (80197805)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 萬享 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70155935)
町井 輝久 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
上里 正男 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (80193788)
長谷川 雅康 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (00253857)
夏目 達也 名古屋大学, 高等教育研究センター, 教授 (10281859)
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Keywords | カリキュラム / 職業教育 / 専門教育 / コンピテンシー / キャリア教育 |
Research Abstract |
本研究は、高校生と大学生の「職業生活への移行」過程を、コンピテンシー(職業能力と資質)の形成過程として捉え直した上で、主に学校・大学、キャリア支援機構、企業の3者がいかなる教育(カリキュラム)上の役割(分担)関係を築いているのか、について、3年間にわたる多数の国・地域での実証的調査を通して解明しようとしている。 本研究には、内外の研究者約15名が関与している。本年度は、まず(1)内外の研究者との調査法・課題の確認のための協議と共同ヒヤリング等を実施した(アメリカ、ドイツ、イギリス)。(2)また、刊行物にはなっていないが、代表者の所属大学で我が国を含む東アジア地域の協力者とともに「カリキュラム移行に関する国際ワークショップ」を開催し、成果の交流と詳細な討論を行った。(3)また、関連した個々の分担研究も行われた。 (3)に関する研究成果として、寺田のカリキュラム移行に関する国際比較研究の理論的枠組みに関する論文(業績雑誌論文1参照)、永田の日本の企業内教育における移行促進のための新入社員教育に関する調査研究(業績図書2参照)、海外に関するものとしては、Zirkleのアメリカ職業教育におけるリーダーシップの研究(業績図書3参照)、Pilzの英国スコットランドにおけるコンピテンシーに関する研究(業績図書4参照)、に見られるところである。
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Research Products
(9 results)