2007 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト・ユビキタス環境を実現する共生コンピューティング向けプラットフォームの研究
Project/Area Number |
17500029
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
菅沼 拓夫 Tohoku University, 電気通信研究所, 准教授 (70292290)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白鳥 則郎 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (60111316)
木下 哲男 東北大学, 情報シナジー機構, 准教授 (20282006)
北形 元 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (20344731)
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Keywords | 共生コンピューティング / ポスト・ユビキタス / プラットフォーム / ミドルウェア / 見守り支援 / マルチメディア通信 / エージェント |
Research Abstract |
最終年度にあたる今年度においては、昨年度までの研究成果に基づき、共生コンピューティングプラットフォームの基盤技術の確立を目標として、以下のテーマに関する研究開発を推進し、本研究課題のまとめを行った。 1.マルチエージェントに基づく共生コンピューティングプラットフォームの研究開発 (1)共生コンピューティングプラットフォームAMUSEの実装 2.共生コンピューティング基盤ミドルウェアの研究開発 (1)ネットワークウェア、ソーシャルウェア、パーセプチャルウェアの初期プロトタイプの試作 (2)評価用アプリケーションuEyesの開発 3.共生コンピューティングプラットフォームの評価 (1)評価用アプリケーションの評価 (2)共生コンピューティングプラットフォームの総合評価 以上の評価用アプリケーションを用いた実験結果に基づき、共生コンピューティングプラットフォームの総合評価を実施した。その結果、共生コンピューティング基盤ミドルウェアにおいて、開発したプラットフォームが極めて効果的に働き、これにより従来にない利用者にやさしい高品質なサービスが提供できていることを検証した。 以上の研究成果を国際論文誌、国際会議等にて発表した。また国際会議における招待論文3件、論文賞受賞1件、国内シンポジウムにおける論文賞1件,招待論文1件など、本成果は内外から高い評価を受けている。以上から本研究は当初予定を超える成果を得ることができたといえる。
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Research Products
(19 results)