2006 Fiscal Year Annual Research Report
炭鉱主婦協議会が地域福祉活動に果たした役割と課題〜社協50年を振り返って
Project/Area Number |
17530413
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
古村 えり子 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00231671)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安井 友康 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00260399)
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Keywords | 社会福祉史 / 女性福祉 / 福祉NPO / ジェンダー |
Research Abstract |
I 資料収集として、研究分担者の安井教授が熊本に出張し、福祉関係の資料収集を実施した。中間報告ではあるが、これまでの調査をまとめ、古村が、日本社会教育学会 第53回大会(2006年9月9日 福島大学)において、「炭鉱主婦協議会が地域活動に果たした役割と課題」として、発表した。イギリス、ウェールズ地方においても、1980年代後半、炭鉱主婦が地域福祉の委員会に参加する事例をも含めて、生活過程における炭鉱主婦の主体形成の独自性を明らかにした。 II 美唄市社会福祉協議会の協力により、地域調査を実施した。 1.2006年9月1日;美唄市社会福祉協議会機関調査 2.9月28日:美唄市我路地区 地域調査 聞き取り調査 安井、古村、学生5名 3.11月9日:美唄市役所 機関調査 4.2007年2月19日;美唄市補足調査 III 聞き取り調査から美唄市我路地区における炭鉱閉山時の商店街移転にかかわる諸問題が明らかになった。従来、旧産炭地の問題では炭鉱離職者問題のかげに隠れて、地域社会を支えた商店街の担い手における福祉問題は注目されることがなかった。本調査ではその一端が明らかとなった。
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Research Products
(1 results)