2020 Fiscal Year Annual Research Report
Verification of Core Competencies of Rheumatology Nurse Practice and Construction of Self-care Support Promotion Program
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18H03092
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
神崎 初美 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (80295774)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泉 キヨ子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (20115207) [Withdrawn]
三浦 靖史 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (60346244)
元木 絵美 神戸女子大学, 看護学部, 講師 (70382265) [Withdrawn]
井上 満代 兵庫医療大学, 看護学部, 講師 (70803667)
牧本 清子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (80262559)
金 外淑 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90331371) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 看護リハビリテーション / フットケア / 看護実践能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的:看護実践能力のうち「セルフケアを支える力」を詳細に査定できるセルフケア支援実践能力尺度(フットケア、看護リハビリ)を作成し、セルフケア支援実践プログラムの開発と効果を評価する。 研究1:フットケア実践能力尺度に関して前年度に先行文献等から104項目抽出した。日本リウマチ看護学会会員10人への聴き取りとWeb調査によるプレテストを実施し、各項目平均点・標準偏差と、天井効果・床効果、点数分布を確認し、104項目から47項目とした。 研究2:看護リハビリテーション実践能力尺度の開発に先駆けて、「関節リウマチ患者への看護リハビリテーション実施に関する実態調査」を実施した。対象は、日本リウマチ看護学会に所属する会員221人で89人(40.3%)から回答を得た。看護師が関わる必要があると思う内容についての回答は全項目約70%以上だった。しかし、臨床実践でRA患者に関わる者の50%以上が「よく実施できている」「やや実施できている」と回答したのは、「日常生活の困りごと相談」と「関節保護」の2項目だけだった。COVID-19禍の中でのリハビリテーションについて看護師は「よく関わっている」0%、「やや関わっている」17.6%だった。本調査対象者である看護師は、ほぼ全員が看護師によるリハビリテーション実践を重要と認識していたが、現実には半数以上が実践できていない認識であった。看護リハビリテーション実践の必要性と実践に乖離があり、尺度開発では、看護リハビリテーションについて実施経験がない前提で項目作成をする必要が有ることが明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対象を全国の病院看護師とする調査研究であり、COVID-19感染拡大禍における多忙を考慮したため研究依頼が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
研究1・研究2ともCOVID-19感染拡大禍の状況が収束し始めたら、Web調査を実施し尺度開発をする。対象は、日本リウマチ学会教育機関である病院を無作為抽出し、その病院の看護師の回答を得る予定であるが、標本数の集まりが悪い場合は無作為抽出数を増加していく予定である。
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