• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Annual Research Report

看護継続教育担当者のコンピテンシーを高めるためのWeb学習プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 19K24216
Research InstitutionReiwa Heath Sciences University

Principal Investigator

大村 由紀美  令和健康科学大学, 看護学部, 講師 (30382443)

Project Period (FY) 2019-08-30 – 2023-03-31
Keywordsコンピテンシー / リフレクション / 看護継続教育者 / Web学習
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、新任の看護継続教育担当者に必要なコンピテンシーと学習ニーズを明らかにし、コンピテンシーを高めるためのSelf-reflection(自己内省) の仕組みを取り入れたWeb学習プログラムを作成することである。
第1段階では、全国400床以上の215病院の看護継続教育者501名を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。1回目(分析対象者301名)、2回目(分析対象者210名)のデータを用い、「新任看護継続教育者のためのコンピテンシー評価尺度(以下、尺度)」原案の妥当性と信頼性を分析した。項目分析、探索的因子分析、確証的因子分析から内容的に妥当な因子が抽出でき、構成概念妥当性を確認した。また、「教育ニードアセスメントツールー教育担当者用ー(服部,舟島,2015)」との相関が認められた。さらに、尺度の信頼性係数、1回目と2回目調査の尺度総得点の級内相関係数を分析し基準より高値を示したことから、尺度の妥当性・信頼性を確認できた。
第2段階の「学習ニーズの明確化の分析」では、すでに実施している研究者らの研究データから、新任者のデータを抽出し特徴について専門家と質的に分析した。新任者でも「教育プログラムの企画・運営・評価方法に関する知識」「教育原理や学習理論、成人教育などの教育の基礎理論」「講義や演習に関する教育技法・教授法の知識やスキル」「学習者のニーズ把握や対象理解に必要な知識」のニーズが高いことが明らかになった。
2022年度は、第3段階の「Web学習プログラムの作成」を行なった。第2段階の学習ニーズと第1段階の尺度項目、文献検索によるプログラム例を参考にプログラム原案を作成し、継続教育担当者の経験がある大学教員等の専門家の意見を基にeラーニング教材を作成した。eラーニングでSelf-reflection(自己内省)の入力や共有ができるよう、学習プログラムを構築した。

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi