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2021 Fiscal Year Annual Research Report

20歳時からの体重変化は、中高年での生活習慣病の発症の原因となるのか?

Research Project

Project/Area Number 19K24221
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

北島 秀俊  東北大学, 未来型医療創成センター, 助教 (60846799)

Project Period (FY) 2019-08-30 – 2022-03-31
Keywords20歳時の体重
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、観察研究にて生活習慣病との相関が報告されているものの、大規模な全ゲノム関連解析の報告がない20歳時の体重に着目して全ゲノム関連解析を行い、感受性遺伝子領域の同定、ならびに生物学的意義の検討を行う。さらに、生活習慣病との因果関係をメンデル無作為化解析にて検討することを目的とした。
相乗り型67K、センター型18K、およびいわてサテライト型8.3Kの分譲対象検体にて、全ゲノム関連解析のフェノタイプである「20歳頃のおよその体重」のQC(quality control)、遺伝子多型情報を用いたQC、近縁関係の除外、性別の検討を行った。その後、1000人ゲノムプロジェクト phase 3のデータとマージして、主成分分析による集団の構造化の検討を行い、日本人集団に属する検体を抽出した。相乗り型67Kの検体にて、20歳頃の体重を対象とした全ゲノム関連解析を宮城県と岩手県の検体で各々行ったのち、メタアナリシスを行った。男女混合解析に加え、男性のみ、女性のみの解析も行い、全ゲノムレベルの有意な相関を示したSNPを含む遺伝子領域を同定し、95% credible setを構成するバリアントを検討した。
次に、全ゲノム関連解析で得られた要約統計量を用い、センター型18K、ならびにいわてサテライト型8.3Kの「20歳頃のおよその体重」を対象として、ポリジェニック・リスク・スコア(PRS)の計算、ならびにPRSの評価を行っているところであった。また、全ゲノム関連解析で全ゲノムレベルの有意水準に到達した遺伝子領域のリード・バリアントを操作変数、東アジア人の生活習慣病の全ゲノム関連解析の公開要約統計量をアウトカムとしたメンデル無作為化解析について、検討しているところであった。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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