2020 Fiscal Year Final Research Report
Project/Area Number |
20H00829
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
Murayama Mitsuko 明星大学, 公私立大学の部局等, 事務長
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Keywords | 発達障害 / 大学生 / 学生支援 / 就労支援 |
Outline of Final Research Achievements |
知的に遅れにない発達障害のある学生が就労する際に必要となるスキルについて整理を行った。就労に必要なスキルは職業生活を支えるために必要な「基本的職業生活」、「働く場での人間関係」、職場における適切なふるまいや対応と言った「職場の行動・態度」と大きくわけて3つに分類することができる。また、これらについては苦手とする発達障害学生も多くスキルを適切にアセスメントし、アセスメントに基づいてスキルの獲得や代替措置について検討する必要がある。
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Free Research Field |
発達障害学生支援
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
発達障害学生が就労するにあたって必要となるスキルを整理することにより、就労を希望する発達障害学生はどのようなスキルを身につける必要があるか、就労の準備をどのように行う必要があるかについて、ひとつの目安を得ることができる。また、支援者はこれらの情報をもとに在学中に発達障害学生への具体的な支援の方策を検討することが可能となる。 さらに、特性上身につけることが難しいスキルについては、大学在学中より代替措置について検討を行うことで、就労後に自らのスキルと求められるスキルとのミスマッチを防ぎ、就労継続の一助とすることができる。
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