2023 Fiscal Year Annual Research Report
Developing Theory of Organizing based on the Ethnomethodological Concept of Reflexivity
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20H01531
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
山内 裕 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (50596252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 那央 京都大学, 経営管理研究部, 特定講師 (10850828)
平本 毅 京都府立大学, 文学部, 准教授 (30469184)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | エスノメソドロジー / 相互反映性 / 組織化 / 価値づけ / 身体性 |
Outline of Annual Research Achievements |
アパレルのデータについては、客の身体が客体化されていくプロセスの分析を確定した。まず店員が客を見ていないようにしながら、少し離れて客を見る段階を分析した。次に、客に話しかけるプロセスの分析を行った。客に話しかけるには理由が必要となるが、客の近くに寄り横の棚の商品を直しながら、客の会話に自然と入るような実践を明らかにした。最後に、客が鏡の前で自分の身体を見るときに、店員が一歩下って鏡の横から客の身体を見ることで、最終的には身体を客体化する実践を明らかにした。この分析は、EGOSでフィードバックを受け、ジャーナル投稿のために論文の執筆を進めている。他に宝石店における客への声がけについても分析した フランスのレストランの論文は、社会物質性の理論に貢献する形で執筆したが、理論的な問題に直面し方向転換を検討している。具体的には、ワインのテイスティングの人々の身体的装置を、社会物質性のポスト人間主義の枠組みで語ることには限界があり、また理論的に込み入りすぎたことから理解が難しいという問題に直面した。現在はよりシンプルな論点として価値づけの議論をするように改編中である。 バーの論文は、分担者佐藤がバーテンディングの文化についての分析を進め、Academy of Management年次大会での発表を経て、論文の掲載が決定した(Advances in Strategic Management)。相互反映性に関連して相互行為の分析についての論文の執筆も進めている。2024年4月に国際ワークショップにて発表し、EGOSでも発表を予定している。 相互反映性のテーマは、創造性の観点から理論的に美学と節合し議論している(書籍『創造する経営』および雑誌『サービソロジー』にて発表)。このテーマは、工芸における自己言及的な美学・倫理などの研究に発展している(J. of Business Ethics)。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)