2021 Fiscal Year Research-status Report
薬局で看護活動をするファーマシー・ナースの役割と有用性の検証
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20K19276
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
杉本 幸子 福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (20814552)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護業務 / 薬局 / 地域包括ケアシステム / 地域保健医療サービス / 看護師ー薬剤師連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症の影響により、薬局で活動するまでに至ってはいない。本研究で影響が生じると考えられる組織(研究対象地域の薬剤師会、医師会、保健所医事薬理係、市役所長寿福祉課、各地域包括支援センター)に研究概要を説明し、了承を得られている。保健所からは、薬局内での活動場所に関する助言をいただいた。その他、研究内容に対する指摘事項はなかったため、介入のための準備を勧めている。 また、昨年度に引き続き、薬局で活動するにあたり、地域包括ケアシステムを推進するための方策や、薬剤師と看護職のより良い連携、プライマリ・ケアにおける看護職の役割やタスクシフティングについて広く考察する必要があるため、情報収集および文献検討を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症の影響により、非接触型体温計やパルスオキシメーター、衛生材料の購入に制限が生じた。また、対面での活動に制約が生じる状況であった。 また、教育業務等が新型コロナウイルスの蔓延状況により見通しがたたないことが多く、スケジュールを組むことが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルスの蔓延および対象となる薬局も多忙であることから、実施の開始時期に見通しが立っていない状況であるが、研究対象地域の薬剤師会に相談しながら、開始時期を判断していく予定である。 薬局での活動に際し、十分な感染予防対策を講じるため、研究協力施設である薬局と入念な打合せを実施する。
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Causes of Carryover |
薬局で活動をするために、バイタルサイン測定機器や衛生材料(マスク、手指消毒剤など)を購入予定としていたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、非接触型体温計やパルスオキシメーターだけでなく、衛生材料を購入することも困難な状況であった。また、対面での活動に制約が生じており、謝礼、会議費、旅費も発生しなかった。 研究の進捗に合わせて、使用予定である。
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