2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
性的指向と性自認の人口学の構築ーー全国無作為抽出調査の実施
Project/Area Number |
21H04407
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 8:Sociology and related fields
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Research Institution | Waseda University (2024) National Institute of Population and Social Security Research (2021-2023) |
Principal Investigator |
釜野 さおり 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (20270415)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 昌和 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90415828)
石田 仁 淑徳大学, 地域創生学部, 教授 (40601810)
岩本 健良 金沢大学, 人文学系, 准教授 (50211066)
小山 泰代 国立社会保障・人口問題研究所, 人口構造研究部, 第3室長 (70415826)
三部 倫子 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (70639012)
申 知燕 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (90866716)
武内 今日子 関西学院大学, 社会学部, 助教 (20980585)
千年 よしみ 国立社会保障・人口問題研究所, 国際関係部, 特任主任研究官 (00344242)
平森 大規 法政大学, グローバル教養学部, 助教 (10965718)
藤井 ひろみ 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50453147)
布施 香奈 国立社会保障・人口問題研究所, 情報調査分析部, 第3室長 (10713480)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
LGBTなどの性的マイノリティの現状把握に必要な日本全国を統計的に代表できる調査データは存在していない。本研究では日本全体に一般化できるデータに基づいて、経済状況、健康状態、出生や移動などの人口学的行動や意識が、性的マイノリティ当事者と非当事者との間でどのように異なるのかを、統計的な裏付けにより明らかにする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、無作為抽出による全国調査を実施し、性的指向および性自認のあり方(SOGI)が生活に及ぼす影響の解明、モニタ型ウェブ調査と無作為抽出の全国調査との比較検討、SOGIの標準的な設問ガイドラインの確立の点で意義がある。さらに、本研究の知見からグローバルな量的比較研究の基盤を構築することが期待される。
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