2022 Fiscal Year Research-status Report
Preventive effects of remote-program with low-intensity exercise in type 2 diabetes patients
Project/Area Number |
21K11373
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
高宮 朋子 東京医科大学, 医学部, 准教授 (40366133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 禄郎 東京医科大学, 医学部, 臨床講師 (30424401)
小田切 優子 東京医科大学, 医学部, 講師 (90276907)
涌井 佐和子 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (00360959)
佐々木 順子 (島順子) 東京医科大学, 医学部, 助教 (10421009)
鈴木 亮 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (20396732)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 糖尿病 / 運動療法 / ストレッチング / 血糖 / 身体活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、糖尿病患者においても運動種目や強度、時間、頻度を状況に応じて患者自身が選択できるような柔軟で幅広い運動指導に注目が集まりつつある。スタティックストレッチングは怪我のリスクが低く,自宅で安全に取り組むことができる軽強度の身体活動の一つである。糖尿病運動療法においても有酸素運動とレジスタンス運動にストレッチングを組み合わせて行うことがガイドイランにおいて推奨されている。スタティックストレッチング運動のみによって短期的に血糖が改善した報告もあるが、ストレッチングのような軽運動の実施のみで得られる運動療法の長期的な血糖改善効果は十分でない可能性がある。しかし、軽運動を継続した糖尿病患者において血糖改善が認められたことも報告されており、これは運動に加え、軽運動実施に伴う行動を起こすための認識やQOL、自己効力感などの相互作用により改善を認めたと考えられている。そこで、オンラインツールを用いて患者への介入の機会を得つつ、人目を気にせずにストレッチング等軽運動を運動療法の一部として患者自身が実施することをサポートすることで、日常の活動量の増加につながると考えた。本研究の目的は、オンラインによる遠隔指導によるストレッチング等低強度運動プログラムの実施が、糖尿病患者において短期的に血糖変動等を抑えるとともに、長期的に身体活動量を増加させるかを検討することである。今年度は、令和3年3月23日に制定された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の実施以降、研究実施機関での研究実施に関する内部規定の改定がいろいろとあったため、準備していた倫理委員会申請は翌年に持ち越すこととし、その間、糖尿病療養の場での運動指導を担う専門家の協力の下、介入コンテンツ準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和3年3月23日に制定された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」一部改正など、研究にまつわるルールの変更があり、それを受けて研究実施機関内部の研究規定の変更が令和4年度にあったため、規定に関わるようなデータ取得に関する準備は後にずらし、その間、糖尿病療養の場での運動指導を担う専門家の協力の下、介入コンテンツ準備を入念に行った。
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Strategy for Future Research Activity |
臨床研究法の施行後に実施された研究の研究計画などを参照し、学内の規定を確認しながら新たなルールに則った計画として申請を行い、速やかに実施する。
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Causes of Carryover |
研究実施が遅れている現状で研究の機器を購入すると、測定のための年間使用料がかかるため、今年度購入しなかった。これにより次年度使用が生じた。 令和5年度に倫理申請を行い、承認された直後に残りの機器の購入を行う予定である。
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